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Houses

伴山人家小区プロジェクト

2005Unbuild

CAt小嶋一浩

Other use | Apartment

中国の勢いを反映する住宅地開発のプロジェクト。敷地は中国天津の天津経済技術開発区に隣接し、敷地面積約23ha、総延床面積は約110,000㎡である。
山本理顕氏が塩田跡である23ha全体のデザインを任され、宇野求+SGM、アトリエワン、西沢立衛と私たちC+Aの4建築家チームを召集し、5者のワークセッションによる共同で全体の計画を進めている。各建築家が、単体別荘(600㎡,500㎡,400㎡)、連帯別荘、塔状アパートメントの5タイプを設計する。(別荘は中国語では戸建てを意味する)すべての住宅は「閾」と名付けられたガラス貼でオフィスやショップ、教室など居住以外のアクティビティを喚起するスペースを道路側に持つ。

最上階の小さく分散されたヴォリュームが樹木のように景観を形成する変化に富んだ住宅。断面構成に特徴がある。それが建物の外観に現れて独特の景観を形成し、住宅地全体に変化をつけている。1階の大きなフットプリントを持つ基壇と、1-2階のコアの上部で3階がキャンチレバーで空中に広がってその中に個室が入る小さく分散された複数の棟からなる構成である。
1階はパブリックな空間である閾とゲストリビング/ダイニングからなる。道路からトンネル状に反対側まで抜けている。ガラス張りの中庭と3階の個室を支える分散されたコアで分節される。全体を閾とすることも可能。2階はヴォイドで、緑化されたプライベートテラスとなる。分散された小さな棟のためのコアと3階のキャンチレバーヴォリュームの軒下に、透明に囲われたファミリーリビングだけが存在する。3階は主寝室や子供室、ゲストルーム。家族は空中でお互いの気配を伝え合う。
キャンチレバー部分には、現場打ちコンクリートにポストテンションでプレストレスを与えることで構造的に安定させる。こうした断面的な変化によって、各々の別荘の周りに塀を設けて囲いとることなく、プライベートな外部空間を獲得している。
一階部分は部分的にヤオトンをもつ場合もあり、敷地のアンジュレーションに応答して、住戸毎に個性的なスペースを獲得する。

DATA

全体計画参加者 山本理顕設計工場
アトリエ・ワン+東京工業大学塚本研究室
宇野求/フェイズアソシエイツ+SGM環境建築研究所
西沢立衛建築設計事務所
所在地 中国天津市塘沽区
用途 戸建住宅、アパートメント
構造 RC造
敷地面積
延床面積
233,336㎡(全体)
19,820㎡(C+A担当分)

PHOTO

写真 *小林浩志

PUBLICATION

新建築
建築文化
ディテール
2004年6月号
2004年10月号
2004年10月号
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