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Museum

町田市立国際工芸美術館

2015Unbuild

CAn伊藤恭行

豊かな植生が残る芹ヶ谷公園の敷地内に版画美術館に隣接して新築する工芸美術館の設計である。公園の植生や地形にはできるだけ手を加えず、環境に与える影響を最小限に留めるコンパクトな美術館を提案した。

建設敷地の芹ヶ谷公園は谷戸地形となっており、町田中心市街地と芹ヶ谷公園では約20mの高低差がある状況となっている。建築は丘陵に合わせた高さとし最上階は市街地側と同一レベルとした。町田駅からの来館者・来園者、近隣住民など誰でも利用できる、高低差を解消のための3つの経路を計画する。
1.丘陵上部からつづき工芸美術館の庇の下を通り抜けエントランス、公園をつなげる階段。
2.屋上テラスから接地階まで、周辺の緑を眺めながら建物の外周部をめぐる回遊動線。
3.丘陵上部とと工芸美術館の屋上テラスをブリッジで結び、地上階まではエレベータで移動するバリアフリー動線。

また建築全体に周辺の緑が溶け込むような建ちかたを目指した。外装材には様々に加工した強化合わせガラスを用い、周囲の緑や空が様々な反射率で外壁に映り込む。建築の輪郭が柔らかく風景に溶け込み、建築のボリュームによる圧迫感を近隣に与えず、緑豊かな風景と融和していく姿がこの敷地に相応しいと考える。

DATA

所在地 東京都町田市
用途 美術館
構造 RC造
敷地面積
建築面積
延床面積
113,651㎡
1,156㎡
3,362㎡
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