都市基盤整備公団による「河田町Confo Garden」において，インフィル設計を手がけた4号棟の7，8 階。壁を斜めにすることで広い・狭い、外に広がる・狭まる異なる質を持つスペースを提案した。また、メゾネット住宅の上下階で反転した壁によって性格の異なるスペースを作ることができる。居住者
はパブリック・プライベート、仕事・休息といった生活の場面に即してスペースを使い分ける。斜めの壁で空間を規定することにより、上階または下階のどちらかで眺望が広がる方向を強調できる。SOHOとして利用する単身者やカップルでの入居者を想定している。