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Houses

HOUSE TM

1994Complete

シーラカンス小嶋一浩赤松佳珠子

横浜郊外に建つ夫婦と子供2人とおばあちゃんの5人家族の住宅。限られた敷地と40%という建坪率の中でどのようにお互いがのびのびとすごせるだけの大きなスペースを確保して敷地の中に置くかがテーマだった。ジグザグの平面は、60%を占める外部を内部の延長として感じられるようにし、空間に死角をつくることで同じスペースで別々のことをしているのが窮屈でないようにしたことで生まれたものである。
10m×4m×4.6mの大きなヴォリュームの光や空気の制御をモデリングした。時間や天候の変化で光の状態が刻々と移ろっていく。またイニシアルとランニングコストを考えて大きなスペースにはエアコンをつけていない。空気の流れを地階や屋根を含めて考えることで、真夏でも涼しさを感じることができる空間が実現できた。光・空気の両方のために1階床には孔がいくつもある。1階床に温水を入れて地下と1階の両方に輻射暖房を効かせている。
2階に祖母の部屋を取った以外は当初は個室もなく、地下や吹き抜けを子供の成長にあわせて自由に仕切れるようにした。だから、家のどこにいても他の家族の気配がじゃまにならない程度に感じられる。
屋上は断熱効果も考慮してタマリュウを植えた。コンクリートでテーブルをしつらえてありビールを飲むのに心地よい。
全体に仕上げは最小限として住みながら工夫していけるシェルターとした。

DATA

設計 シーラカンス
所在地 神奈川県横浜市
用途 個人住宅
構造 RC(薄肉床壁構造)一部木造
規模 地上2階+RF 地下1階
敷地面積
建築面積
延床面積
129㎡
52㎡
85㎡

PUBLICATION

建築文化
GA HOUSES
GA JAPAN
住宅建築
室内
ディテール
新建築住宅特集

WEB
1993年11月号/1994年9月号
37/47
10
1995年10月号
1996年5月号
1999年1月号
2001年9月号

japan-architects

AWARD

1995年 東京建築士会住宅建築賞
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