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Museum

国立エジプト博物館

2002Competition

C+A小嶋一浩

カイロ近郊、ギゼのピラミッドを望む砂漠のへりに計画された博物館。
短時間滞在の世界中からの観光客と、長期にわたる滞在が見込まれるエジプト学の専門家、双方の利用に応答した結果、断面的に「黒/ 白」を設定した。「EYE」と名付けられた「白」の空間はギゼのピラミッド群を望む軸線に設定されて、見逃すことのできない主要な展示品の現物、及び返還を待つヴァーチャルな立体を配する。周囲の「黒」には、専門家でないととても付き合いきれないような膨大な収蔵品が展示されるが、観光客が任意の一部に入ることも可能。圧倒されるような強烈な経験をするであろう。EYE の断面を用いて、フォーラムなどが設えられる。

DATA

設計 小嶋一浩/C+A
東京理科大学小嶋研究室
所在地 エジプト
用途 博物館、研究所
構造 S造
規模 地上4階 地下3階
敷地面積
延床面積
480,000㎡
86,200㎡

PUBLICATION

GA JAPAN 65
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