close x
english
日本語

Sunken House

柿畑のサンクン・ハウス

This is a house for a young couple and their daughter, located in a mixed residential and farming area, one and half hours by train from Tokyo.

小田原市の農業と住宅とが混在する場所に建つ、子育て中の若い夫婦のための住宅。

The site is surrounded by Kaki (persimmon) fields. We created a house in which it feels as if the room is connected to the bottom of the trees. Living in this space makes you relate to the outside rather than the inside. The house is sunken by 70 cm depth, but as it is surrounded by lawn on all four sides, you can see the sky above the green. The interior is black so that the outside appears to be closer. The structure is a conventional wood structure.

敷地の2方向に広がる柿畑は、生産緑地に指定されているので長期にわたって安定した環境が保全されることが約束されている。ここに、室内が柿畑の下に拡がる空間の延長として感じられるような生活を展開できる場所として住宅をつくる。家の中に住むというより、周辺を含めた環境の中に住むイメージである。
計画は、敷地の中央に、柿畑の樹下と連続するかたちで天井を設定することから決定されている。その結果として、1階床レベルは周囲の地面から70cm低くなる。1階の4面は全てガラス貼りで、枝越に空を眺める視点となる。外部が近づいて感じられるように、室内は主に黒に近い塗装で仕上げている。構造は、在来木造の壁量計算で成立させ、外周部はφ=42.7mmのスチールパイプで加重だけを受けている。基礎を逆向きに使うことでサンクン部分の腰壁としている。

/