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Himuro House

黒/白の住宅-ヒムロハウス

The site is in the mountains, which is equally distant from Osaka, Kyoto and Nara. The house is very narrow, which width is 6 metre, while the length is as long as 30m. The entire building delicately “turn”s on the east side. This bending point stimulate peoples’ activities and feelings; people would unconsciously imagine an expanse of the space beyond it.

大阪と京都と奈良からほぼ等距離の、穏やかな山間部がこの30年の間に虫食い状に開発されてきた地域に建つ住宅である。この敷地はもともと地域にある伝統的な農家の集落のエッジであり、築70年を超える伝統的な木造家屋が建っていたが、老朽化したため建て替えることになった。

当面の住み手は子供たちが巣立った初老の夫婦である。彼らだけのためなら、このような大きな空間は必要ない。しかし、少子高齢化社会がすごいスピードで進行する日本で、当面の住み手だけを考えて住宅のプランを描いても早晩住み手は消失してしまう。現在の日本社会が世界に「先駆けて」人口の減少に直面している中で、血縁家族に限定しないで人に住み継がれていくような空間を考えたときに、この30m(2nd stageを加えると50m)の細長い住宅が生まれた。

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